鹿角市の日帰り温泉・五の宮のゆ

鹿角市にある五の宮のゆは、東北道・鹿角八幡平ICを降りて、国道282号を八幡平方面に南下して2分ほどの国道沿いにあります。

大きな地図で見る

五の宮のゆは、かつて国体のスキー競技が行われた、鹿角の霊峰、五の宮嶽の麓に位置します。

「五の宮」という名前の由来は、この「五の宮嶽」。

この地には、継体天皇の御世、この地から嫁いだ吉祥姫の子「五の宮王子」がこの五の宮嶽に入山して後、消息を絶ったという言い伝えが残されています。

この温泉は、湯上り後も湯冷めしがしにくく、ポカポカと温もり感が長続きするため、周辺の地域住民を始め、ドライブがてらに沿道を走る観光客にも好評を博しています。

五の宮温泉は、今年2008年で営業を始めて17年目を迎えましたが、去年の春に、浴槽を檜に張り替えるなどしてリニュウアルされました。

営業時間は、朝の6時から夜の11時までと早朝から夜遅くまでオープンしており、駐車台数200台の広大な駐車場と飲食ができる「レストラン五の宮」も併設されていて、幅広い客層に対応できる地場の温泉として親しまれています。

大浴場では、檜のかぐわしい香りと薬湯が、貴方を時空を超えた桃源郷へと誘います。

また、今、若い女性達の間でブームになっている岩盤浴の元祖、岩石浴も体験することもでき、天然鉱石からの遠赤外線とラジウム作用で新陳代謝が促進され、美肌効果に効き目があります。

女性だけではなく、男性も体験できますからぜひお試しあれ。

岩石浴のみでも、温泉とセットでも利用でますよ。

フルコースをご希望の方には、温泉＋岩石浴＋個室休憩＋昼食がついた「レディースプラン」2500円も用意されています。

お風呂の種類には大浴場、露天風呂、サウナがあり、泉質は、ナトリウム-硫酸塩泉、低張性アルカリ性温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺などに効能があります。

入浴料金は500円で、温泉入浴利用可能な時間帯は6：00〜23：00、休業日は、無休となっています。また、備品としては、石鹸、シャンプー、ドライヤー、ロッカーが用意されています。

五の宮のゆから車で３分程度のところに、吉祥姫ゆかりの大日霊貴（おおひるめむち）神社があります。

毎年正月2日に、この神社で催される大日堂舞楽は、国重要無形民俗文化財に指定されており、約1300年の歴史をもつ県内最古の舞楽です。

吉祥姫の両親は、娘が天皇家に嫁いだことでいちやく長者となり、「だんぶり（＝とんぼ）長者」と呼ばれました。

五の宮のゆのシンボルマーク「だんぶり」もこれに由来しています。

草津の老舗宿を紹介：草津温泉 おおるり