玉川温泉付近で日帰り入浴ができる温泉、新鳩の湯温泉をご紹介します。
アクセス
国道341号線で田沢湖から鹿角市方面に向かいます。
秋扇湖や玉川ダムがある宝仙湖を通り過ぎ、二個目のスノーシェルター手前の進行方向右側に、新鳩の湯温泉の小さな体育館のような建屋と玉川に渡されたつり橋が見えてきます。
新鳩の湯温泉から玉川温泉までは、鹿角方面に更に車で約10分、玉川沿いにひっそりとたたずむ癒しの温泉です。
新鳩の湯温泉の最大の特徴はPH8.1というアルカリ度の高さ。
結構近場にあるのに、玉川温泉はPH1.2の強酸性泉、この雲泥の差は一体どうしてなのでしょうかね。
以前、秘湯を守る会が成分調査をしてペーハー値を測ったら、アルカリ度が高かすぎて測定不可能だったそうです。
玉川温泉同様、新鳩の湯温泉にも自炊棟が設けられていて、春の新緑や紅葉の季節には狭い駐車場(失礼)が県外ナンバーでギュウギュウづめになります。
国道と新鳩の湯温泉の建屋の間には、玉川が流れているためつり橋が掛けられています。
このつり橋はゆらゆらしてとても面白いですよ、二人以上でわたる場合は呼吸を合わせてわたらないと川に落っこちるかもしれません。
つり橋の付近には、狭いながらも駐車スペースが確保されていますから、車はここに止めてください。
つり橋を渡り切って、野菜畑を抜けると右手に受け付け、左手に浴場が見えてきます。
玄関を入って正面が女湯、その左手が男湯になっています。
浴室に入ると一度に10人くらいは入浴できそうな、かなり広い浴槽に、淡いエメラルドグリーンのお湯が、かけ流しで注がれています。
辺りには温泉好きには堪えられない温泉玉子の匂いが、ぷ〜んと漂っています。
お湯は淡い緑色、源泉自体は無色透明なのだそうですが、温度がさがるとだんだん乳白色に変わっていくとのこと。
新鳩の湯温泉の常連さんは、熱いお湯が好きな人が多いため、普段は45度前後に調整しているとのことでした。
お湯の感触は、やわらかで肌にまとわりつくような感じ、リラックスして、ユタカタと浸かることができますよ。
浴室の備品は石鹸だけ、こういう素朴なお風呂も私は大好きです。
この辺は豪雪地帯なので冬期間はお休みです、電話などでお確かめの上ご利用ください。
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