秋田八幡平温泉郷にあるふけの湯は、東北道・鹿角八幡平ICより国道282号、341号経由で約40分のところにあります。
鹿角八幡平ICを降りたら、国道282号を八幡平方面に向かい、碇で国道341号に岐路をとります。
アスピーテラインに入って、大沼、後生掛温泉を超えて更に登っていくと、蒸の湯バス停とふけの湯の看板が見えてきます。
ここを左折してつき当たりがふけの湯です。
ふけの湯は、八幡平の標高1100メートルの高地にあり、八幡平では一番古い歴史をもつ温泉として知られています。
地熱利用の「蒸かしの湯」として湯治客の人気を得たことから、蒸の湯の名がついたとか。
往時は、1000人もの当時客で賑わっていたことから、「ふけの湯村」とも呼ばれていたそうです。
この温泉は、地獄谷の野趣溢れる露天風呂と子宝の湯が特徴です。
宿から徒歩2分ほどの所にある、ひっきりなしに蒸気が立ち昇る地獄谷の一角に設えられた露天風呂はまさに野趣満点。
また、館内にある露天風呂では、高台から八幡平の広大な景観美を楽しみながら、ゆったり気分で温泉浴が楽しめます。
館内にある風呂は、子宝の湯と呼び親しまれ、金精様を祭った「ふけの湯神社」があります。
金精様のご利益で子供を授かったとお礼参りに訪れる常連客があとを絶たないとか。
ふけの湯には、温泉入浴指導員が常駐していて温泉療養などの指導も行っています。
お風呂の種類には内風呂、露天風呂(男女別並びに混浴)があり、泉質は、弱酸性泉で、神経痛、関節痛、冷えからくる病気などに効能があります。
入浴料金は500円で、温泉入浴利用可能な時間帯は8:00〜17:00、冬期休業となっています。また、備品としては、石鹸、シャンプー、ドライヤー、ロッカーが用意されています。
ふけの湯からもう少し上に登ると八幡平の山頂にでます。
八幡平は、奥羽山脈北部に位置し、岩手県・秋田県の県境を形成する楯状火山跡です。
標高1613mの山頂からは、広い高原上のあちこちに様々な形の火山跡が観察でき、間を縫うように無数の沼や湿原が点在しています。
市町村合併により「八幡平市」が岩手側の新市名に決定した際、秋田県側が「八幡平は秋田のものだ」とクレームをつけた経緯がありました。
ふけの湯お問い合わせ先