水沢温泉にある駒ケ岳温泉は、東北道・盛岡ICより国道46号、341号経由で約50分。
奥羽山脈系の高峰・秋田駒ヶ岳の西麓に位置する水沢温泉郷に位置。
水沢スポーツセンターから500mほど下がった場所に入り口の看板があります。
駒ケ岳温泉は、近くに水沢川が流れ、「友情の滝」向かいに位置するお宿です。
国道341号から乳頭温泉へ向かう道路より500mほど奥まったところにあり、知る人ぞ知る秘湯の湯といった感じ。
こちらの食堂は、「十割そば処 そば五郎」の暖簾で営業しており、田沢湖産の蕎麦粉を使用した自家製麺が自慢です。
この温泉は、源泉かけ流しの少し青みがかった白濁湯が特徴。
秋田駒ヶ岳の中腹より湧き出る源泉を、空気に触れないように地下にパイプを配して引湯しています。
浴槽の源泉吹き出し口からは、お湯が豊富にあふれ出し、成分が強いため男風呂の窓ガラスはカルシウムで窓がくもるほど。
また、「源泉十割湯」と名づけた露天風呂は、水沢川から1mと離れていません。
お風呂の種類には大浴場、露天風呂があり、泉質は、含硫黄ーカルシウム・マグネシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉で、切り傷 やけど 慢性皮膚病 虚弱児童 慢性婦人病、糖尿病 高血圧症 動脈硬化などに効能があります。
入浴料金は400円で、温泉入浴利用可能な時間帯は9:00〜19:00となっています。また、備品としては、石鹸、シャンプー、ドライヤー、ロッカーが用意されています。
田沢湖畔には、姫観音と名づけられた菩薩像が湖に向かって立っています。
昭和15年、国の政策により玉川の強酸性水を田沢湖に流し込んで貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死に絶えてしまいました。
国鱒など、絶滅した魚と湖の主たつこ姫の慰霊のため、近くの寺院の住職らが中心となって淨財を募り、この菩薩像が建立されました。
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