柵の湯は、国指定史跡、平安時代の城柵遺跡「払田柵跡(「ほったのきあと」が近くにある温泉保養施設です。
温泉のほかにも、1日限定20食のトンカツ入りスタミナラーメンが人気の食事処「かがりび」、カラオケルーム、宿泊研修室などが付帯しています。
この温泉は、源泉温度50℃、PH8.0で無色無臭。
お湯の感触がサラリとしていて、身体がよく温まります。
大浴場や露天風呂のほかに、身障者が気軽に利用できるようにと、予約制の「特別浴室」も設けられています。
お風呂の種類には大浴場、露天風呂、特別浴室があり、泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進などに効能があります。
入浴料金は400円で、温泉入浴利用可能な時間帯は9:00〜21:00、休業日は、第1、第3火曜日となっています。また、備品としては、石鹸、シャンプー、ドライヤー、ロッカーが用意されています。
柵の湯近隣の払田柵跡は、奈良時代後期から平安時代にかけて、祭事・行政・軍事の機能を持った役所として機能していた考えられています。
この遺跡は、外郭と内郭で構成され、外郭を遺跡を画する木柵で囲い込み、内郭は築地と木柵で囲まれています。
外郭・内郭とも、東西南北に4つの通用門を持ち、内郭の中央には払田柵跡の中心施設、政庁と思しきものがあります。
役所として使用されたことを裏付ける木簡や、漆紙文書、墨書土器なども数多く出土しています。
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