玉川温泉 癌

玉川温泉 癌


玉川温泉と癌について

玉川温泉アクセス4 左に最終コンビニ、右に足湯

「私は玉川温泉で癌を克服した」、数年前このように証言する人をTVや新聞紙面などで何度も拝見した記憶があります。

しかし、玉川温泉における癌治療効果が最初に話題になったのは、昭和47年に鹿角市で豆新聞店を経営していた阿部真平さんが著した「世界の奇跡玉川温泉」ではなかったでしょうか。

私はこの方に数回あってお説を拝聴したことがあります。

皆さんから「タイムスの真平さん」とよび親しまれた頓知の効いた明るい性格の方で、足が不自由な方でしたが持ち前の取材魂で閃いたことはとことん突き止めないと気が済まない方でした。

阿部さんは著書の中で、自分自身も玉川温泉で癌から救われたと告白するほどの玉川通。

玉川温泉に入る時の留意点や入浴方法、また癌などの難病を玉川温泉に入浴したり温泉を飲むことで克服していった方々の闘病湯治の体験談などが、臨場感豊かに阿部さんの著書では紹介されています。

この玉川温泉と癌とのかかわりについて書かれた本は、現在まで40回を超える増刷が繰り返されるほどで、癌の治療に心血を注いでいる方々のバイブルになっているようです。

でも、癌が温泉で治るなんてことになったら日々癌研究に勤しんでいる医師会などの立場が危うくなってきますね。

また、現在ではラジウムによる癌治療が復旧していますが、玉川温泉エリアではこのラジウム放射能を照射する石「北投石」が国の特別天然記念物に指定されています。

温泉で癌が治るなんてお医者さんには笑い飛ばされてしまいそうな話ですが、阿部さんは近隣の有名な大学病院のお医者さんとも癌と玉川温泉の関わりについて議論を重ねておられた方でしたので、科学的な根拠のない荒唐無稽な話だと一笑してしまうことはできないでしょう。

癌から生還したと宣言した人はもしかしたらその直後に亡くなってしまったかも知れません。

でも癌と戦う方々にとって「癌に効くかもしれない」という一縷の望みの価値は相当重いものだと拝察します。

そして、そのような望みを抱かさせてくれる玉川温泉はやはり素晴らしいの一言に尽きるのではないでしょうか。



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